物件詳細(住宅)
K様邸 新築工事
構造 木造2階建て
敷地面積 200.81㎡(60.7坪)
延床面積 118.41㎡(35.7坪)
住所 郡山市内
竣工日 2016年12月 (工期:約5ヶ月)
設計・施工 ㈱エスディ・ショップ
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デザイン計画
内外ともに白を基調とし爽快感を、窓サッシ、笠木等エッジ部分はシルバーで統一することでシャープさを、極限まで際立たせた。屋根は、3方パラペット立ち上がりの、片流れガルバリウム鋼板葺き。それでいて、「住宅」という存在感は残したかったので、外壁は当初の金属板の予定を変更し、塗り壁調のサイディング材を使用。遠くからはただの白い物体であるが、近づくにつれ、「住宅」であると認識する。夜は、道路側壁面をライトアップし、玄関ポーチにはセンサーライトを設置することで、家が自分を迎えてくれているという安心感を感じることができる。
空間計画
・大きな吹抜けを中心に各部屋を配置。
この吹抜けは、リビング、階段、2Fホールを同じ空間とし、さらに1Fリビングを吹抜けと少しずらすことで、プラン上3.5m×3.5mの吹抜けだが、感覚的にはそれ以上の広さを感じさせている。また、吹抜けに面してドア、窓を設置することで、プライベートな空間にも、ひとつながりのオープンな空間にも変化する。吹抜け部照明についても、調光調色上下方向変化に対応できるようスポット、ブラケット、ダウンライトを併用。長く使う住宅において、物理的な多様性はもちろん、住む人の気持ちの上での変化にも対応できる「住宅」であるべきだと考えている。
・リビング南面の大開口サッシ
今回の設計の中心であり、このサッシに合わせて建物を考えたといっても過言ではない。幅3.5m、高さ2.4m のサッシ。リビング南面は壁もなく天井の高さまで、このサッシのみである。このサッシによって外部テラスとつながりが生まれることで、吹抜けリビング空間に更なる開放感を持たせる。
・北面に計画した坪庭空間
リビング北側には地窓を通して坪庭が見え、浴室西側窓からも坪庭が共有してみることができる。夜はライトアップし、落ち着いた空間を演出する。外部からは目隠しスクリーンによってプライバシーを守り、スクリーン上下は開放してあるので中からは空を見上げることができる。
構造計画
今回の住宅は、大きな開口部、大きな吹抜け、大きな空間(LDK)、跳ね出しバルコニー、跳ね出しサンルーム、があるため、耐力壁の配置には十分な検討を重ね、構造バランスを計画した。跳ね出し部には5mを超える集成材の大梁を使用。また、吹抜けのオープンな階段は鉄骨階段であり、基礎と大梁をつなぐことで、構造上の斜材としての役割も持つ。
環境計画
リビング、吹抜け部に大きな開口を計画することで、日射取得を十分確保した。冬季において日中は天気がよければ、暖房機器は一切つけなくとも十分暖かい。また、夏季の日射は、跳ね出し部が庇としての役割を持ち、さらに、バルコニー先端(外部テラス上部)に設置した電動庇で日差し調節が可能である。通風も、各方角から抜けるよう計画してあり冷房負荷も小さくなるよう計画した。